ストーリー
私たち時計専門店は時計修理職人でもあります。
時計修理職人としての技術は代々親や先輩より受け継がれてきたものです。 この技術を生かし、自分たちの手で調整や修理をしながら、使う方と共に一つの腕時計を守って行きたい。 そのな熱い思いで誕生したのが「TAKUMiSM Japan」です。
この製品は「関東時計宝飾眼鏡商業協同組合連合会」が企画立案し、セイコーインスツル(株)の協力により製作されました。 分解掃除や点検修理は「匠の時計修理士」が責任をもって行ないます。
長野県で実施されている「匠の時計修理士」検定試験。
機械式時計の修理技術では1級合格は国家検定の1級時計技能士試験より困難と言われています。
その匠の1級技能士が最終の歩度検査(日差誤差測定)を1個1個実施して保証書に記しサインを添えて責任を明示しています。
ムーブメント(時計内部の機械体)について
かつてスイスのジュネーブで行われていた 美しい曲線で磨き上げられた機械式腕時計の精度を競う天文台コンクールに日本からセイコーが参加したのは1963年の事でした。
当時は何百年と続くスイスの時計メーカーが圧倒的な力を誇る時代。最初は苦戦したセイコーですが、わずか数年で世界一の精度を実現し頂点を極めました。
当時の技術に匹敵する高度な匠の技で「TAKUMiSUM Japan」は調整されています。 その制度を守るのは「信州 匠の1級時計修理技能士」です。
ご愛用の皆様に長く安心してお使い頂けるよう、アフターサービスに対応します。
ケースについて
美しい曲線で磨き上げられたバランスの良いデザインで作られたステンレス製のケースは多少厚めの材質で作られています。
これは分解掃除や点検・修理でお預かりした際に、使用時間の経過とともに生じたキズを研磨仕上げできれいに出来るよう考えられたものです。
例えば10年使った腕時計、あちこちに擦ったりぶつけた傷が無数にあることでしょう。これを精密な研磨技術で、出来る限り最初に手にしたときのような美しい輝きに磨き上げることが出来るのです。
文字板について
文字板についている山並みのデザインは精密時計工業のふるさとである信州の美しい山々をデザインし、立体的に加工した世界中どこにも無い「TAKUMiSM Japan」オリジナルマークであり、私たち街の時計屋の誇りでもあります。
街の時計屋の思いを込めた腕時計 TAKUMiSM Japan
百貨店や大型量販店ではなく、街の小さな時計屋たちが企画からデザイン・製造まで関わって作り上げました。
親から子へ、そして孫にまで伝えていける確かな品質を私たち時計技術者が守り抜きます。 ムーブメントはもちろん私たちの得意な機械式です。
メーカーの技術に頼らずとも、私たち自身の技術力で何十年にわたってご愛用頂けるようメンテナンスを担当いたします。
製造数はわずか200個。関時連加盟店でのみご購入お申込みが出来ます。どうぞお早めにご予約ください。